2016年9月6日火曜日

DigisparkとPCのシリアル通信

DigisparkPC間でシリアル通信を行うには、DigiUSBライブラリを使います。

ライブラリのインクルード
#include <DigiUSB.h>

DigiUSBライブラリの関数は、次のとおりです。

DigiUSB.begin()
 シリアル通信を初期化します。

DigiUSB.available()
シリアルバッファにあるデータのバイト数を返します。

DigiUSB.read()
 受信データを読み込みます。

DigiUSB.write(byte)
 指定した1バイトのデータを送信します。

DigiUSB.refresh()
 受信バッファをクリアします。

DigiUSB.delay(ms)
 指定時間後に受信バッファをクリアします。

DigiUSB.println(string)
 改行コードを付けて指定した文字列を出力します。

DigiUSB.print(string)
 指定した文字列を出力します。

 DigiUSBライブラリの使用例は、サンプル([ファイル][スケッチの例][DigisparkUSB
])を参照してください。


PC側でデータを送受信するには、DigisparkExampleProgramsに含まれツールを使います。Windowsでは以下のツールを使用できます。

monitor
データの送受信とモニターするためのGUIツール

通信例(サンプルプログラム「Echo)
 

digiscope
 DigisparkからのデータをプロットするGUIツール

 プロットの例(サンプルプログラム「DigiScope)
 
 ※サンプルプログラム中の「float value = analogRead(1);」の記述をfloat value = analogRead(0);」に変更して実行しています。

read
 Digisparkからのデータを受信するコマンドラインツール

write
 Digisparkにデータを送信するコマンドラインツール

receive
 Digisparkからのデータを1度だけ受信するコマンドラインツール

send
 Digisparkにデータを1度だけ送信するコマンドラインツール



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